レバーベンダーの使用
冷媒配管を曲げる際に使用するのがベンダーとなります
ベンダーには複数存在します。(種類に関して別ページにて説明しています。)
・ラチェット式ベンダー
・レバーベンダー
・スプリングベンダー
・屈折防止剤(※正式にはベンダではありません。)
レバーベンダーは、3分~6分までの冷媒管を曲げる際に使用する
一般的なベンダとなります。
動画説明もありますので、こちらを参照して下さい。
レバーベンダの名称
レバーベンダの
左手で持つラッチハンドルと、右手で持つスライダーハンドルから
なります。
ラチェット式ベンダーと異なり、一体となっているため、配管サイズに合った
レバーベンダーが必要となります。
中には、3サイズ一体となったものもあります。
ラッチハンドルにはガイド・シューがあり、シューには曲げ角度が刻印されています。
スライダーハンドルは稼動し、曲げ位置を決める目印が刻印されています。
冷媒管を曲げる
冷媒管を、ラッチハンドルのガイドと、スライダーハンドルの間にセットします。
スライダーハンドルを閉じることにより、配管を曲げることが出来ます。
冷媒管の曲げ位置とスライダーハンドルを目印を合わせます。
ラッチハンドルのシューにある”0”と、スライダーハンドルの”0”を合わせます。
曲げ位置は、位置を測定した方向により合わせる目印が違います。
配管の右側から曲げ位置を測定した場合は、”R”の目印を合わせます。
配管の左側から曲げ位置を測定した場合は、”L”の目印を合わせます。
スライダーハンドルを閉じる事によって、配管を曲げることが出来ます。
シューにある角度に、スライダーハンドルの”0”が合うように曲げていきます。
曲げる際は、一定の力で、一定の速度で曲げて下さい。
曲げては止めを繰り返すと、曲がり部が変形したり、シワが出来てしまいます。
取り外すときは、スライダーハンドルを開けることで、配管を取り外せます。
動画説明
動画で詳しく説明していますので、確認して下さい。